平らなパーツが、持ち上げるだけで箱やボールに。マグフォーマーは、親子で平面と立体のつながりを楽しめる磁石の知育玩具です。
今回は三角形20個・四角形30個・五角形12個の62パーツで作った形と、展開図のバリエーションを写真付きで紹介します。
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サイコロを作ると展開図が見えてくる
まず、四角形のパーツを6個つなげて、サイコロと同じ形の箱を作ってみてください。
形の名前でいうと、立方体、または正六面体です。
最初は机の上に平らに並んでいた6枚が、起こしてつなげると箱になります。
そして、つなぎ目を外して開けば、また平面に戻ります。
展開図は、紙の上の図を眺めるだけでなく、実際に開いたり閉じたりすると、面のつながりが見えてきます。
「この面を起こすと、どの面とくっつくかな」
「箱になったとき、反対側に来るのはどれかな」
そんなことを親子で考えてから、手を動かして確かめられるのが面白いところです。
同じ立方体でも、開き方を変えると違う展開図になります。
四角形を6個つなげれば何でも箱になるわけではないので、うまく閉じない並べ方も試してみると、図形を考えるきっかけになります。

面積や体積を考えるときの手がかりにもなる
算数で面積や体積を習うと、数字や式だけではイメージしにくいことがあります。
そんなとき、箱を作った経験があれば、「一つひとつの面」と「箱の中にできる空間」を思い浮かべやすくなります。
例えば、箱の外側にはいくつの面があるのか。
それぞれの面の広さを合わせると、表面積はどう考えられるのか。
箱を長くしたり高くしたりすると、中の空間はどう変わるのか。
実物を見ながら、こうした問いを考えられます。
マグフォーマーは枠の形をしたパーツなので、それだけで面積や体積の計算が身につくわけではありません。
長さを測ったり、紙やほかの教材と組み合わせたりしながら、形をイメージする経験と、算数の考え方をつなげていく入口として使ってほしいと思います。
頭の中で形や動きを想像する力を使う
「ここを持ち上げたら、どんな形になるだろう」
「このパーツを回したら、あちらの辺につながるかな」
作っている間は、目の前の形を見ながら、次にどう変わるかを考えます。
こうして、向きや位置、面と面のつながりを頭の中で思い浮かべるときに使うのが、空間認識の力です。
図形を別の向きから見たり、平面から立体を想像したりする場面で役立ちます。
僕は、この「形がどうなって、どう動くのかを想像できること」が、とても大事だと思っています。
工作でも、箱を作るのは基本の一つです。
どこを折れば壁が立ち、どの面が底になるのかを思い浮かべられると、紙や段ボールで作るときの手がかりになります。
手先を使いながら自分で確かめる
パーツをつまむ、向きをそろえる、辺を合わせる、片手で支えながらもう片方の手でつなぐ。
一つの形を作る中にも、いろいろな手の動きがあります。
思ったところにつかなければ、向きや持ち方を変えてもう一度。
手先を使いながら、頭の中の形と目の前の形を合わせていく経験になります。
急いで完成させることよりも、「どうしたらつながるかな」と試している時間を大事にしたいですね。
まずは親が基本形を見せてあげる
自由に作れるおもちゃですが、僕は、最初に親が基本の形を作って見せてあげることも大事だと思っています。
四角形6個で箱を作る、三角形4個で小さな立体を作る。
まずは、平らなパーツから立体ができるところを、一緒に見てみてください。
親が全部仕上げてしまうのではなく、途中で手を止めて「ここからどうなるかな」と待ってみるのもいいですね。
見本を見て同じ形を作ってもいいですし、気になったところを変えてみてもいいと思います。
基本の形が分かったら、その先は自由です。
説明書などに載っている星やハートを参考にしたり、動物に見える形を作ったり。
正しい名前のある形だけでなく、子どもが思いついたものを、好きなようにつないで楽しんでほしいです。
62個のパーツで作った形を紹介
今回の動画では、12の完成作例と、組み立て途中の形を一つ紹介しています。
まずは小さな基本形から、パーツを組み合わせた作品へと見ていきましょう。
以下の個数は、それぞれの作品を一つ作るときの数です。
同じパーツを組み替えて作るので、全部を同時に並べるための数ではありません。
正四面体
三角形 4個 / 合計 4個
三角形4枚で作る、いちばん小さな立体。

サイコロ(立方体・正六面体)
四角形 6個 / 合計 6個
四角形6枚の箱。同じ立方体でも展開図を変えられます。


長い箱
四角形 個数確認中
間のパーツを外して、箱をつなげた状態。前面と上面が見える角度です。

おうち・ロケットタワー
三角形 4個・四角形 個数確認中
四角形の壁を高く重ね、三角形の屋根をのせたタワー。

ピラミッド(四角錐)
三角形 4個・四角形 1個 / 合計 5個
タワーの屋根に四角形の底を付けた、小さなピラミッド。

ミニボール(三角+四角)
三角形 8個・四角形 6個 / 合計 14個
三角形と四角形を組み合わせた、ころんとした立体。


縦長ボール
三角形 8個・四角形 10個 / 合計 18個
三角形8枚と四角形10枚を使う、少し長い立体。


ボール(小)
三角形 8個・四角形 18個 / 合計 26個
四角形が帯のようにつながる、三角形と四角形のボール。


正十二面体
五角形 12個 / 合計 12個
五角形12枚だけで作る、丸みのある正多面体。


ドーム・帽子
三角形 10個・五角形 6個 / 合計 16個
ボールの片側を作ったところ。動画では帽子のような形として紹介。

ボール(中)
三角形 20個・五角形 12個 / 合計 32個
三角形と五角形を全部使った、サッカーボールのような模様の立体。

正二十面体
三角形 20個 / 合計 20個
正三角形20枚で作る、美しい正多面体。


巨大ボール
三角形 20個・四角形 30個・五角形 12個 / 合計 62個
三角20・四角30・五角12。62パーツすべてを使う最後の大作。

パーツは一つもなくさないように
最後に、これはぜひ気をつけてほしいところです。
パーツを一つなくすと、必要な数がそろわず、作れなくなる形があります。
例えば、正二十面体には三角形が20個必要です。
今回のセットには三角形が20個なので、一つなくすと、この形を完成させるための数が足りません。
正十二面体には五角形が12個必要です。今回のセットの五角形も12個なので、一つでもなくすと、正十二面体を完成させるための数が足りなくなります。
最後の巨大ボールは、62個すべてを使います。
三角形、四角形、五角形のどれをなくしても、今回と同じ形を作るための数が足りなくなります。
遊び終わったら、形ごとに分けて「三角20、四角30、五角12」と数えてから片付けるのがおすすめです。
数を確かめるところまで、親子の遊びにしてみてください。
お持ちのセットが違う場合は、そのセットの形と個数を確認してくださいね。
親子でまず一つの箱を作ってみてください
マグフォーマーで遊ぶときは、ぜひ、完成した形だけでなく「どうやってこの形になったのか」にも目を向けてみてください。
平らに並べる、持ち上げる、つなぐ、開いて戻す。
その繰り返しの中に、図形や工作につながる発見があります。
まずは四角形6個の箱から。
親が一つ見せて、子どもと一緒に動かしてみるところから、楽しんでみてください。
購入を検討される方は、こちらからマグフォーマーの商品情報をご確認ください。
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セットによってパーツの種類や個数が異なるため、作りたい形に必要な内容を確認して選んでください。
遊ぶ際は製品の対象年齢や注意事項を守り、破損したパーツは使わないようにしてください。
ベーシックセット(62ピース・MF701007J)の対象年齢は3歳頃から。難しい立体を3歳で一人で作れるという意味ではありません。まずは保護者と一緒に、簡単な形から楽しんでください。
