この記事では「その声かけ危険」について、工作を通じて子どもの力を伸ばすヒントをお届けします
工作のちいくじです!お子さんが工作をしている時、こんなこと言っていませんか?「危ない!」「もっとこうした方がいいよ」「貸して、やってあげる」——良かれと思って言ったその一言が、実はお子さんの創造性ややる気を潰しているかもしれません
今回は、工作中に絶対言ってはいけない「NGワード5選」と、代わりにどう声かけすればいいのかをお伝えします
心当たりがあるお母さん、ぜひ最後まで見てください!
1. NGワード① 「危ない!やめなさい!」
お子さんがハサミやカッターを使おうとした瞬間、思わず「危ない!」と叫んでしまうこと、ありますよね
気持ちはものすごく分かります
でも、この「危ない!」の一言が、お子さんの中で「挑戦すること=怒られること」に変換されてしまうんです
モンテッソーリ教育では、子どもが道具を使うこと自体を止めるのではなく、「安全な使い方を教えて、信頼して任せる」ことを大切にしています
ハサミなら、子ども用の安全バサミを用意して、正しい持ち方と切り方を一度だけ丁寧に見せる
カッターなら、カッターマットを敷いて、刃の出し方と手の置き方を教える
そして、あとは見守るんです
もちろん、本当に危険な場面では止めてください
でも、大切なのは「危ない!」ではなく「こうすると安全だよ」と伝えること
否定ではなく、代替案を示すんです
万が一に備えて、絆創膏を近くに置いておくのもおすすめです
小さな切り傷から「次はもっと気をつけよう」と学ぶことも、大切な経験です
2. NGワード②「違うでしょ、こうやるんだよ」
お子さんが設計図と全然違うものを作っていると、つい「違うでしょ」と口を出したくなりますよね
でも、この言葉は「あなたのやり方は間違っている」というメッセージを伝えてしまいます
スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授の研究によると、「正解を教え込む教育」よりも「自分で試行錯誤させる教育」の方が、子どもの学習意欲と問題解決能力が高まるそうです
設計図通りに作ることが目的ではありません
自分なりに考えて、自分なりの答えを出すプロセスこそが、工作の一番の価値なんです
代わりに「面白いね、どうやって作っているの?」と聞いてみてください
お子さんの頭の中には、大人には見えない「設計図」があるかもしれません
3. NGワード③「貸して、ママがやってあげる」
子どもが苦戦しているのを見ると、「もう、貸して!」と取り上げてしまうこと、ありませんか?忙しい時は特にそうですよね
でも、この瞬間にお子さんが学んでいるのは「困ったらママがやってくれる」ということ
自分で解決する力が育たなくなってしまいます
ドキッとしますよね
モンテッソーリ式の見守り方で大切なのは、「沈黙を恐れないこと」です
お子さんが困って手が止まっている時間、あれは実は脳がフル回転している時間なんです
「どうすればいいんだろう?」と必死に考えている、その時間を奪ってはいけません
どうしても助けが必要そうな時は「どこが難しい?」と聞いてから、全部やるのではなく「ここだけ手伝うね」と最小限の手助けにとどめましょう
4. NGワード④「もっと丁寧にやりなさい」
大人の目から見ると「もっとキレイに切れるのに」「もっと真っすぐ貼ればいいのに」と思いますよね
でも、「丁寧にやりなさい」という言葉は、お子さんの今の精一杯を否定してしまう言葉です
ハーバード大学の「プロジェクト・ゼロ」の研究では、子どもの創作活動において最も重要なのは「完成度」ではなく「プロセスへの没頭」だと結論づけています
はみ出したって、曲がったって、いいんです
お子さんが一生懸命取り組んでいること自体が素晴らしいんです
代わりに「すごく集中してたね!」「一生懸命作ってるのがわかるよ!」と、プロセスを認める声かけをしましょう
完成品の出来栄えではなく、取り組む姿勢を褒めることで、お子さんの自己肯定感は大きく育ちます
5. NGワード⑤「それ何?全然わかんない」
お子さんが「見て見て!」と持ってきた作品が、正直よく分からないもの…ありますよね
でも「それ何?」「何を作ったの?全然わかんない」と言ってしまうと、お子さんは「自分の作品は価値がないんだ」と感じてしまいます
子どもの作品には、大人には見えない物語があります
「ただのダンボールの箱」に見えても、お子さんの中では「秘密基地」だったり「宇宙船」だったりする
その想像力を否定することは、創造性の芽を摘んでしまうことと同じです
代わりに「教えて!これはどういう作品なの?」と、興味を持って聞いてみてください
お子さんが目を輝かせて説明してくれるはずです
その説明を聞くだけで、表現力やコミュニケーション力のトレーニングにもなります
6. 最強の声かけ「どうすればいいと思う?」
5つのNGワードの代わりに、一つだけ覚えていただきたい魔法の言葉があります
それが「どうすればいいと思う?」です
困っている時、失敗した時、迷っている時、この一言だけで十分です
答えを教えるのではなく、考えるきっかけを与える
そして、お子さんが答えを出すまで、沈黙を恐れずに待つ
5秒、10秒、時には30秒以上かかることもあります
じっと待つのって、なかなか大変ですよね
でもその沈黙の間に、お子さんの脳はものすごい勢いで成長しています
工作中にタイマーを使って「あと10分で完成させよう」と声をかけるのも、集中力を引き出す良い方法です
でも、焦らせるためではなく、ゲーム感覚で楽しむために使ってくださいね
おうちで子どもが自分から始める環境を整えたい方は、おうちでモンテッソーリもあわせて読んでみてください
失敗を成長に変える関わり方を知りたい方は、失敗しても笑えるもあわせて読んでみてください
道具を安全に使うところから整えたい方は、技術 一生怪我しないもあわせて読んでみてください
まとめ
ここまで読んで、「子どもの知育のために工作をさせてみようかな?」と思っていただけたでしょうか
まずはご家庭で「ちいくじの工作の中で何が作ってみたい?」と、お子さんと話してみてください
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